基準は曖昧化
「エロ漫画」と聞くと、まず100人中100人が、性的なシーンが描写された漫画だと答えるでしょう。
日本では18歳以上を対象にした漫画となっていて、出版社や販売店側の自主規制として、「18禁」のマークが付けられ、「ゾーニング」といって、販売箇所の分別や、立ち読み防止対策などが行われているコンビニエンスストアや書店もあります。
これは青少年育成条例のようなもので規制されている都道府県も一部ありますが、すべてが統一されているわけではなく、その方策も地域によってまちまちです。
一般的には男性向けで、毎号主人公の男性が女性と性的な行為を繰り返すようなストーリーが展開されます。
が、最近では、男性と男性がそうした性的描写で描かれるボーイズラブや、女性向けの「エロ漫画」といっても過言ではないようなレディースコミックなども出てきています。
また、「ふたりエッチ」や「ToLOVEる」など、少年漫画のカテゴリーに入っていながら、性表現を多く盛り込んだような作品も登場していて、どこまでが一般漫画で、どこまでがエロ漫画なのか、といった議論も多くなされています。
東京都では、東京都青少年健全育成条例改正案が2011年の7月から施行され、「エロ描写」の規制が進んでいくことが想像されますが、その「エロ」という部分の基準にしても曖昧で難しいものとなっています。