川原や自販機で宝探し
性的な興味や衝動に目覚めてくる中学生期は、どうやって親に隠れてそうした情報を入れるか、
というのが男の子の一種のテーマになってきます。
インターネットのなかったころでも、「エロ」や「萌え」に敏感な子は、いち早くそうした雑誌やビデオを手にして、友だちに見せびらかしたり、あるいは親に隠れて上映会をやったりなどして、クラスのヒーローになっていく男の子もいたかもしれません。
あるいは、お父さんの隠しているエロ漫画や萌えな本を見つけてしまって、そうしたものに目覚めていく、というのも青臭い時期の特徴なのでしょう。
とくに、かつては「エロ」に関する情報へのアクセスが悪い時代でしたから、「エロ漫画は河原に捨ててあるもの」といった都市伝説めいた話を信じて、毎日自転車で河原に通って、金属探知機で宝石を探すように、くまなく見まわったりしたものです。
あるいは、「隣町にエロの自販機があるぞ」などというウワサを信じて、これまた自転車を飛ばして、結局見つからずに帰ってきたりと、その涙ぐましい努力はある意味で「男の子らしい」ともいえるのかもしれません。
時代は変わって現代。インターネットなどですぐに「萌え画像」や「エロ動画」「エロ漫画」といったものは入手できてしまいます。
努力しなくても手に入る。
そうした点は恋愛面においてガツガツしなくなった男の子の傾向にも影響しているのかも知れません。