アダルト漫画の凄さとは
かつてエロ漫画といえば、「劇画タッチ」の「官能劇画」「三流劇画雑誌」といったものを指していました。
これは1970年代のことですが、80年代になると、ロリコンブームも相まって、アニメ絵のエロ漫画が増え、徐々に萌え絵の得ろ漫画も増えてきます。
ただ、エロのコンテンツが徐々にアダルトゲームや、アダルトビデオなどの動画系に移っていくことになると、萌えは傾向的に、比較的前衛的な表現をするものも増えていきます。
もちろん、通常の純愛もの、陵辱ものなどといった、アダルトゲームと同じようなジャンルのものも多いのですが、中にはエロを通り越して、なんだこれは、といったようなカルト的な人気を誇るものもあります。
たとえば「実験的ギャグマンガ」として「抜けないエロ漫画」として密かに人気のある「濡れ濡れ家庭教師」や、中学の卒業式は斬首式だった、という設定で、先生が卒業する中学生の首を斬っていく「卒業斬首式」など、異常に前衛的で、いままでになかった表現の漫画が多数存在します。
これは、性的な描写や暴力的な描写への規制が取り払われる成人向け漫画だからこそ可能となる表現ともいえるわけで、賛否両論はあると思いますが、ある意味での表現への「すごさ」ともいえるのかもしれません。